【ビリヤード③】あなたは知ってる?ビリヤードの種類(スヌーカー)
こんにちは!
新スポーツ推進団体NEWSPOスタッフのHamiltonです。
ビリヤードの記事もついに3回目ということで、今回はスヌーカーを紹介します!
スヌーカーとは?
イギリスではスヌーカーが盛んで、日本のプロ野球のようにテレビ中継も盛んに行われています。
今回紹介するスヌーカーの特徴は、なんといっても球の数!
前回紹介したキャロムビリヤードは使用する球が3つと少なかったですが、
スヌーカーでは合計22個も球を使用します!
ポケットビリヤードの台と同様に球をポケット(ボールを落とす穴)に落とす競技ですが、使用する球が多いより、テーブルはより大きく、球は小さいのが特徴です。
最も馴染みのあるポケットビリヤードでも最大16個の球ですから、
6個も増えるととても多く感じそうですね。
ナインボールだと使用する球が10個ですから、12個も多いです。
スヌーカーの基本ルール
22個の球を使ってどうプレイするか説明する前に、球の内訳をご紹介します。
白球が1個、6色のカラーボールが各1個、そして赤球が15個になります。
カラーボールの色は、黄、緑、茶、青、桃、黒の6種類です。
赤球15個って多くない!?と思いますが、
これがなければスヌーカーが成立しません。
さて、ここまでもったいぶりましたが遊び方はいたってシンプル。
白球を打って赤球と他の色の球を交互に落としていき、全ての球を落としたらゲーム終了です。
勝敗は落とした球の合計得点を競います。
2人のプレイヤーでゲームをプレイしますが、球を落とせなかった時点で相手にターンが渡ります。ここはポケットビリヤードと同じですね。
赤球を落とすと1点、その他カラーボールは色によって点数が決まっており、
黄色が2点で順番に黄<緑<茶<青<桃<黒と点数が大きくなり、黒色は7点になります。
ただし、ポケットビリヤードと異なるルールがもう一つあります。
それは落とした球が再配置されることです。
赤球はポケットに落とすとそのままですが、他のカラーボールを落とすと決まった場所に再配置してプレイを再開します。
神業「Maximum Break」
ゴルフで言うと1ショットで入れる「ホールインワン」、ボウリングだと全てストライクを取る「パーフェクト」のように、プロでも達成が極めて困難な凄い技がスヌーカーにもあります。
それが「Maximum Break」。
1ゲームで最大点数を得点することです。
Maximum Breakを達成するには、失敗せず1回の自分のターンで赤球と一番得点の高い黒球を交互に15回落とし続け、赤球を全て落とした後に全てのカラーボールを全て落とす必要があります。
1回のゲームでの最大点数の内訳は下記になります。
(1+7) × 15 + 2 + 3 + 4 + 5 + 6 + 7 = 147
実際に達成された映像がありましたので、興味のあるかたは是非ご覧ください。
スヌーカーもキャロムビリヤードと同じように遊べる店舗が限られるため、
興味を持たれた方は調べて遊んでみてください。
今回は、ビリヤードの種類3つをご紹介しました。
大人数で楽しめるポケットビリヤード!
ショットの技術が磨かれるキャロムビリヤード!
多くの球の中から的確に得点を狙うスヌーカー!
どれも面白いルールなので、もっと広まっていってほしいと思います。
今までやったことがないという方も、どれかはやったことがあるという方も、ぜひ3種類トライしてみてください!
ビリヤード①②はこちら