【水中ホッケー】”水底の格闘技”イングランド発祥の水中スポーツ
1954年にイングランドで発祥した水中ホッケー(underwater hockey)
水中ラグビー同様に水中で360°、縦横無尽に泳ぎ回る3次元スポーツです。
◆試合概要
1チーム6人
陸上で行うホッケー同様、2つのチームに分かれて1つのパックを相手のゴールに入れるスポーツですが、
一番の違いは水底に設置されたゴールにボールを入れることで得点になるということです(水中ラグビー同様)
足ヒレ(フィン)や意外と短いスティックを使用してプレーするほか、息を止めてプレーするため、息止めや心肺機能が要求されます。
水中という空間で行われるため、
①敵が上から下からも360°方向から攻撃してくる
②マスクで視野が狭くなり、とっさの状況判断力が必要
③水中なので声掛けができず、コミュニケーションをとることが難しい
◆水中ラグビー同様、2年に一度世界選手権が開催される
水中ラグビーと同様、2年に1度国際大会が開催される水中ホッケー。
競技人口として増えているのも水中ホッケーのほうのようです。
その理由は、水中ラグビーと異なり、水深の浅いところでも競技が可能というところにあるようです。
通常のプールでも練習や試合が可能なので、競技人口も増えやすい条件になっています。
国際大会のほか、日本国内で水中ホッケー日本選手権が開催されています。
水中ラグビー同様、なかなか見ることのできない水中での競技。
機会があればぜひ、一度はプレーしたり観戦してみたいです。