【犬ぞり】聞いたことあるけどよく知らない犬ぞり
こんにちわ
新スポーツ推進団体(NEWSPO)スタッフのカンナです。
今日は新スポーツから少し離れ、冬の時期ということで「犬ぞり」について調べてみました。
調べてみると奥が深い犬ぞりの世界について書いていきます。
犬ぞりはただ紐で繋いで走っているわけではない!
犬ぞりは6匹または8匹の犬でそりを引いていきます。
その犬の紐の繋ぎ方は大きく2つあり、扇のように広がる「ファンタイプ」と縦2列になって走る「タンデムタイプ」があります。
ファンタイプは広い大地をかけていたカナダのイヌイットが発祥と言われています。
タンデムタイプは森の中や山などを走るのに適していて、こちらの方が主流となっています。
タンデムタイプは犬の並び順でそれぞれの役割がある
主流となっているタンデムタイプは走る順番で犬にそれぞれ役割があります。
・リードドッグ…その名の通り先頭を走る犬です。ソリの進路を決める重要な役割のため操縦者と信頼関係が厚く忠実な犬がこの役割に適しています。
・ポイントドッグ…リードドッグの後ろを走る犬で、チーム全体をまとめる役割を持ちます。また、スピードと持久力が必要とされバランスの良い犬が適任です。
・チームドッグ…ポイントドッグと最後尾の犬の間でチームの推進力をあげる役割を持ちます。6頭引きの時はこの役割は省略されます。
・ホイールドッグ…最後尾を走る犬です。操縦者と一番近くにいて協調性の高い犬が適しています。また、持久力のある犬もこの役割になることが多いです。
それぞれの犬の長所を活かしながらチームを組んでいくのが大きな戦略となります。
まだまだ奥深い犬ぞりの世界!!
いかがでしたでしょうか?今回はタンデムタイプのお話がメインとなりましたが、他にも犬ぞりに適した犬種やファンタイプの犬ぞりの特徴、犬ぞりレースについてなどあったのですがそれはまた別の機会にということで。
さわりではありましたが、それでも深い犬ぞり!
日本では北海道などで犬ぞりレースが行われていますのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
懸命に雪上を駆ける犬たちはとても凛々しく、たくましい姿を見せてくれます。