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半年の棚卸しはカラダから──梅雨の時期だからこそ始める”週1スポーツ”習慣

ごきげんよう!
一般社団法人新スポーツ推進団体(通称NEWSPO)のスタッフ"イフユ"です。

6月も終盤になって、とうとう梅雨が始まりましたね!

新年の誓いを立てた1月から、気づけばもう半年。
時間の流れが早く感じるこの時期、少し立ち止まって「上半期、どうだったかな」と振り返る方も多いかもしれません。

6月は「心と体の節目月」

とはいえ、梅雨は梅雨。雨の日が続き、気圧も下がり、気分までどんより…。
気候に引っ張られて体が重い。やる気が出ない。なんとなく心が沈む。

そんな“なんとなく不調”を感じているとしたら、このタイミングで“心と体の棚卸し”をしてみるのはいかがでしょう。

特別なことをする必要はありません。

おすすめは、「週に1度、体を動かす」ことから始めることです。

カラダが変わると、心も変わる?──週1運動の効能

運動が心と体に良いことは、誰もが知っています。
でも、「時間がない」「続かない」「ハードルが高い」と感じてしまうのもまた事実。

ところが実は、週に1度の運動でも、十分に意味があることが、いくつかの研究で明らかになっています。

例えば、イギリスの大規模調査では、週に1回の運動習慣を持つだけで、うつ症状の発症リスクが約12%も低下するという結果が報告されています。
(出典:Harvey et al., American Journal of Psychiatry, 2017)

また、適度な運動はセロトニン(幸せホルモン)を分泌しやすくし、睡眠の質も向上。ストレス解消にもなり、自然と集中力や自己肯定感も上がってきます。

「体を動かす」ことが、いつのまにか「気持ちも整う」ことにつながっていく。

これが週1運動習慣のポイントです。

忙しい人のためのおすすめ「週1スポーツ」

「でも、具体的に何をすればいいの?」

そんな方に向けて、忙しい社会人でも無理なく取り組める運動をいくつかご紹介します。

  1. 室内スポーツに挑戦する(ボルダリング、スカッシュ、インドアバスケなど)
    天気に左右されず、施設の中で完結できるのが強み。
    「子どもの頃以来のスポーツにハマった」という声も多く、趣味としても続けやすいです。
  2. 自宅で軽く動く(オンラインフィットネス、YouTubeヨガ)
    家を出なくてもOKな選択肢。YouTubeの“5分フィットネス”や“寝る前ストレッチ”などから始めてみるのも◎です。
  3. 公園を歩く or 軽く走る(ウォーキング/ジョギング)
    スニーカーさえあれば始められる、最も手軽な選択肢。好きな音楽やポッドキャストを聴く、といった楽しみとセットにすれば、より続けやすくなります。
  4. 遊びと運動を兼ねる(卓球、バドミントン)
    友人やパートナーとの時間にもなる「遊び系スポーツ」。
    「体を動かした」という実感が残りやすく、週末の気分転換にぴったりです。

習慣になるまで続けるコツ

運動を続けるコツは、「頑張りすぎないこと」。

「ちゃんと運動しなきゃ」「週に1時間以上やらなきゃ」と思うと、気持ちが重くなってしまいます。

続けている人の多くは、「今日は15分だけやろう」「とりあえず行ってみる」くらいの気楽さで取り組んでいます。

完璧じゃなくていい。むしろ、“適当なモチベーション”の方が、長続きするんです。

SNSに記録を残す。
運動後のご褒美(お風呂、スムージーなど)を決めておく。
そうした小さな工夫も「またやろう」と思えるきっかけになります。

梅雨空が続く6月こそ、心身のリズムを整えるチャンス。
下半期に向けて、「頑張りすぎない運動習慣」を始めてみませんか?

NEWSPOでも、頑張りすぎず、楽しみながらできるスポーツをいくつも紹介していますので、よかったらチェックしてみてください。

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