【剣道】武道から学ぶ土台となる基礎の大事さ
こんにちは!
一般社団法人新スポーツ推進団体(通称NEWSPO)のスタッフのab3です。
少し前、緊急事態宣言が一時解除された時に友人とフットサルをした時の話になります。
フットサルをしながらそれぞれのプレイを見ていたのですが、やはりスポーツ経験者は圧倒的にボディバランスがいいです!
ボールを蹴るために片足が地面から離れた瞬間の体勢が非常に安定しているのです。
思い返せば、どんなスポーツも最初は足腰から鍛えているように思います。
高校時代、剣道部での練習の大半は下半身のトレーニングでした。走り込み、スクワット、ラダーの繰り返し。
当時は正直、意味がわかりませんでした。竹刀を使う剣道部であれば、竹刀を使った練習にこだわるべきなんじゃないかと浅はかな考えをしていたものです。
若気の至りです。そんな私はめちゃくちゃ剣道が弱かったです。(笑)
そんな若かりし私に下半身の大事さを教えてくれたのが剣道部の顧問の先生と重量木刀でした。
通常の竹刀はサイズと重量に制限があり、高校生だと概ね500gくらいになります。
対して当時顧問の先生が使用していた練習用の素振り木刀(重量木刀と呼んでいました)はなんと「5キロ」!!!約10倍!!
それを「竹刀と同じ素振りの速度」で振り回す顧問の先生。
なにを思ったか、「振ってみ?」と当時高校1年だった私と1つ上の先輩に渡してきました。
腕力には自信があったのでいけるだろうと振ってみたところ、ふっ!ふらつく!!(汗)
私も先輩も重量木刀を振れはしました。
振れはしましたが、先生と同じように「竹刀と同じ速度」で振ることができなかったのです。
「土台がない状態で腕力に頼ると軸のないコマのようにフラフラする。どんな力で振り回してもフラフラしない土台をつくるのが足腰なんだよ」
とわかりやすく顧問の先生に教えて頂きました。
スポーツに限らず、仕事でも趣味でも目先のすぐできることだけやろうとすると大体途中で上手くいかなくなります。
しっかりと、地道に基礎作りをした人が大きな結果を創れるのでしょう。
日々のトレーニングも常に基礎に立ち返っていきたいと思います。
レッツ下半身トレーニング!!!