【コーフボール】性別関係なくフェアに競う球技
こんにちは!
新スポーツ推進団体NEWSPOスタッフのHamiltonです。
以前マイナー競技認知度爆上祭に参加した際にコーフボールを体験しました。
体験してみて競技が面白く奥深かったので今回は、コーフボールについて紹介します。
コーフボールとは?
コーフボールは1902年、オランダで生まれたニュースポーツです。教師のニッコ・ブロークフィセ氏が、少年と少女が混合で楽しめる屋外スポーツとしてバスケットボールのルールを基に考案しました。「コーフ(Korf)」はオランダ語で、「バスケット(籠)」を意味します。
https://korfball.jp/korfball-history/
コーフボールは世界69か国で行われている国際オリンピック委員会(IOC)承認競技であり、夏季オリンピックでの公開競技としての実施の実績もあります。(1920年アントワープ, 1928年アムステルダム)
https://korfball.jp/rule/
調べてみると競技が生まれてから20年で夏季オリンピックの競技として実績があることに驚きました。
競技内容はバスケットボールに似ていますが、 コーフボールならではの特徴がいくつかあります。
・男女混合チームで異性にマークできない
・360度どこからでもゴールが狙うことができる
・ドリブルが禁止
・ディフェンスの手が胸に届く範囲でシュートを打つと反則(ディフェンド)
・コートの半面でオフェンスとディフェンスが分かれている
・ゴールはどこからでも1点
・合計2点入るとオフェンスとディフェンスのコートが入れ替わる
まず男女混合のチームであり、異性のマークができないことです。
男女4人ずつで1チームとなります。調べた限り綱引きやバレーボールなど男女混合も競技としてありましたが、スポーツのルールとして男女混合となっているスポーツは他に見つかりませんでした。
異性にマークできないのもコーフボールならではのルールですね。
次に、バスケットボールと異なり360度ゴールを狙うことができることやドリブルができないことです。
バスケットボールと異なり、リングにボードがついていないため360度どこからでもゴールを狙うことができます。
コーフボールのリングの高さは、「350cm」とバスケットボールリングの高さ「305㎝」より高く、コートも360度から狙うためバスケットボールより広いです。(コートは40m×20mに対してバスケットボールは28m×15m)
ディフェンドというディフェンスの手が届く範囲でシュートが打てない反則ルールとドリブル禁止のルールがあるため、動き回ってパスを回すチームワークが大事になります。
半面でチームの攻守が分かれているため、チームの総合力が試されます。
勢いがあるときでも両チーム合計2点入った時点で攻守のチームが切り替わるのでゲームが動いて面白いですね。
コーフボールを体験してみた感想
体験してみて感じたことは、リングが高くなかなかシュートをゴールに入れることが難しかったです。
学生時代はバスケ部だったので似ているコーフボールは説明を聞いてやる前から自信がありましたが、ボードがないことやゴールの高さとボールの扱い方に苦労しました。
またドリブルがないため、空いたスペースに動いてボールを繋げながらシュートをできる位置まで動くので見た目以上にハードです。
その分、ゴールしたときの喜びが大きいですね!
今回の体験では、3対3のゲームだったためコートチェンジやディフェンドといったルールはなしでプレーしました。
実際の試合も動画で見ましたが、ハードな動きに加えてそれらのルールがゲーム性をより深くしていると感じました。
6月にコーフボールクラブ東京様とNEWSPOで実施した体験会の記事も今後あがるので、
そこでもっと内容を深堀りしてお伝えします。