この夏実践して欲しい 〜熱中症対策5つのポイント〜
こんにちは!一般社団法人新スポーツ推進団体(通称NEWSPO)のスタッフ"ねぎし"です。
今回は、毎年夏になると起こりがちな【熱中症】についてどんな対策を取っていけばいいかを書いていきます。皆さんもご参考にしていただければと思います。
熱中症とは・・
ここ数年間の熱中症による緊急搬送人員数ってだいたいどのくらいか想像付くでしょうか?
ものすごい数字になっていて私自身びっくりしました。
その数とは、
令和4年(2022年):71,029人
令和3年(2021年):47,877人
令和2年(2022年):64,869人
です。
特に高齢者が最も多く、次に成人が続いており、毎年の熱中症発生者の9割近くを占めています。このようなデータからも、熱中症は深刻な問題であることがわかります。これらのデータを踏まえて、熱中症対策を徹底することが重要です。
下記URL参照https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/items/r4/heatstroke_geppou_202205-09.pdf
子供の発症者が少ない理由について、親が注意深く気を配っていることや、外で遊ぶ機会が多く、暑さに慣れている可能性が考えられます。一方、成人以上の方でも熱中症対策には気を付けている方もいると思いますが、服装や仕事の都合により熱中症対策が徹底できていない人も多いのかもしれません。
毎年何万人もの方が熱中症になっている現状から、熱中症に関するニュースが毎日取り上げられている気がします。このような多くの症例が発生していると、救急車の数や病院の受け入れ体制なども十分ではない状況だと思います。そのため、一人一人が自己管理に努める必要があると感じました。
まずは、熱中症はどのようにして起こるのか?を考えていきたいと思います。ここを知っているのと知らないのとでは、対策や意識の仕方が変わってくると思います。
環境省は熱中症において、
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。1)
と注意喚起をしています。
1)環境省の熱中症予防の環境サイトhttps://www.wbgt.env.go.jp/heatillness.php
なので、上記のことを踏まえた上で対策を取っていく必要があります。
5つの対策ポイント
対策ポイントをいくつか挙げていきます。
①水分補給を小まめにする(喉が乾いたと思う前に取る、喉が乾いたと思ってからとると遅いみたいです。)
②エアコン・扇風機をうまく活用する
③部屋の温度を計る、部屋の風通しをよくする
④暑いときは無理をしない
⑤涼しい服装にする。日傘や帽子を活用する
上記の熱中症対策は理解している人は多いとは思いますが、どれだけ意識して実践しているかだなと思います。私自身も同様で、熱中症になる可能性があるという意識があるにもかかわらず、対策を怠ってしまうことがあります。なので、まずはできることから徹底して実践していこうと思います。
熱中症は誰にでも起こりうることで、さらに亡くなられる方もいるという非常に怖い病気の一つでもあると思いますので、例年暑いですが、きちんと対策をし体調管理に気をつけてこの夏も乗り越えていきましょう。
この記事が皆さんの少しでもお役に立てれば幸いです。