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「第1回 エクストリームアイロニングオンラインミーティング」

「エクストリームアイロニング」の定義とは

(杉本様)
松澤さんとお会いする前、エクストリームアイロニングをいい加減な気持ちでやっていて「なんだこいつは!」と思われたら失礼だと思い、ひとまず富士山を登りました。富士山を登りアイロンをかけていればひとまずお会いする資格ができるかなと思ったからです。
また、富士山登頂後も松澤さんとお会いする前、迷走していた時期がありました。今日の重要なテーマのひとつでもある「何をもってエクストリームか」について話したいと思いますが、例えば観光地でパフォーマンスとしてアイロンをかけるかたもいると思います。重要なのは、それをエクストリームと判断するかどうかは、アイロンをかけている本人次第だと思っています。他人がそれはエクストリームなのかどうか判断することはできないですし、アイロンをかけている自分のなかで収めるものだと思っています。人に迷惑をかけず常識の範囲内であれば良いのかなと思っています。
具体的に話すと、例えば目的地までに何㎞もトレッキングしたのならば、エクストリームかもしれません。エクストリームアイロニングを定義するにあたり、まず「エクストリームスポーツ」がベースにあって、そこに「アイロンがけ」が加わるという話もあります。
エクストリームアイロニングをやるにあたって、「熱源をとる派」と「熱源をとらない派」がいるんですよね。先ほど、ナンセンスに触れて「ばかばかしさ」について話しましたが、ばかばかしさの理解に関していうならば、熱源はいらないかもしれません。また、熱源のことが気にならないくらい「えっ!どうやってやっているの」と観ている人に思わせるくらいが良いです。
あえて本日紹介いたしますが、北海道上川郡美瑛町白金にある観光地「青い池」でアイロンをかけたことがあります。見た目かっこよくアイロンをかけているように見えるかと思いますが、観光地で容易に行くことが可能なので、今思うとエクストリームとは言い難いかと思います。「エクストリーム」と認めるには、「画のインパクトがあること」「簡単にできなさそう」「どうやってアイロンをかけているの」というのが重要な要素のひとつなのかもしれません。

自撮りにこだわりをもち、カメラにもこだわりをもつ

(杉本様)
私はスキー競技を以前やっていたのもあり、滑りながらアイロンをかけることにいま一番力をいれています。スキーで滑りながらアイロンをかけるのは結構大変です。まずアイロン台を固定できるように、ストラップをつけ首にかけて、片手にアイロンを持ち、片手に自撮りが可能なカメラを持ちます。滑りながらアイロンをかける際は、平然としているようにみせる、大変そうにみせない、というのもひとつユーモアなのかもしれません。

カメラをとりつけた自撮り用の棒が最近は消すことができるようになりました。本日協賛いただいたインスタ360社のカメラを使っています。棒が消えるだけでなく、ブレを防止することができるのも、インスタ360社のカメラが優れているポイントです。

アイロンがけが「笑顔のシワ」を生む

(杉本様)
今までアイロンをかけてきた場所を紹介させていただきます。鹿児島県桜島では、火山灰に街が埋没した場所でアイロンをかけました。さきほど目的地に辿り着く過程もエクストリームの重要な要素と話しましたが、アイロンをかけている場所の歴史的背景を知り、気持ちを収めるのも重要な要素となります。熊本県にある「免の石」の下でアイロンをかけたこともあります。2016年におきた地震によりいまはみることができないのですが、岩壁の割れ目に石が挟まっていて、まるで宙に浮いているようにみえるとして観光名所になっていました。

海外でいいますと、グランドキャニオン、ベルリンの壁、エッフェル塔、モンサンミッシェル前にある干潟などの観光地をバックにしてアイロンをかけました。水中でいいますと、パラオの水中洞窟でアイロンをかけました。水中でアイロンをかけることに関しては、いろいろ物議をかもしますが、そもそも水中なのでシワがあるのか、シワを伸ばせているのかどうかわからないですね。水中からあがると、シャツを絞ってまた自分でシワをつくることはできますが笑。
タイにある「クーハーカルハット宮殿」も思い出に残っている場所のひとつなので紹介いたします。バンコクから南にいったところにあるのですが、山を2つ超えていきました。洞窟のなかに祠があるのですが、天井に1mくらいの穴が空いていてそこから1日1時間だけ光が差し込み、祠を照らす場所がありました。この光が差し込む時間を狙って、朝5時に出発してアイロンをかけました。山を越えてたどり着いたことに「エクストリーム」を感じていましたし、光が祠を照らしている姿はとても感慨深いものでした。普通こういうものは観て感動して十分だと思うのですが、そこにアイロンを上乗せするというのがエクストリームアイロニングのおもしろさだと思います。日本からトレッキング備品、アイロン台、カメラ等々全部持ち込んでいることに、エクストリームを感じることもできます。

初めて松澤さんにメールでご連絡させていただいたときに、返信いただいた内容を紹介させていただきます。
Enjoy ironing at your own right that’s the best 自己責任にてそれぞれのアイロニングを楽しめばそれがベスト
とご連絡いただき、毎回メールの最後に松澤さんは「KEEP THE IRON HOT」と書いてあります。とても感動いたしました。
アイロンでシワを伸ばすと、新しいシワができます。どんなシワかというと、「目尻のシワ」ができます。「笑顔のシワ」ですね。そして、新しいシワが人を繋ぎます。ただのアイロンがけですが、やっているとみんなが笑顔になり、幸せな気持ちになれます。

人を動かす前に、まず自分を動かすことが大切です。自分が動けば、人はついてくる。まず自分が動き出すことは恐怖だったりしますが、その恐怖を克服すると新し人生がひらけると思います。

以降、「第1回 エクストリームアイロニングオンラインミーティング」~対談編~につづく

<参考>
タイ:「クーハーカルハット宮殿」https://www.thailandtravel.or.jp/thamphrayanakhon/